【書評】部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書

【書評】部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書

Kindleのハイライトした箇所をパソコンで閲覧できます

冒頭から書籍と関連しない内容になりますが、すごく便利でしたので紹介します。

Kindleには気になる箇所をハイライトして記録する機能がありますが、マイクリップで見ることしか知らず、一覧性に欠ける感じで不便していました。

パソコンで閲覧できれば便利なのにと考えていたところ下記のアドレスから閲覧できることを知りました。

Amazon Kindle : Your Highlights

これで、Evernoteに保存したり、他の読書記録サービスと同期したりといった作業が捗ります。

自分を含めてどんな優秀な人間も3人分が最高

ライフネット生命の出口会長兼CEOの著者です。非常に読みやすく、心に留めておきたいフレーズもたくさんあり、こういったマネジメントに関する書籍はたくさんありますし、読んできましたが、本書1冊で十分と言える良書です。

読みやすい背景の1つに論拠の軸がブレないことがあります。どんなに優秀な人間でも3人分がせいぜい、基本的には人間はアホで怠け者、という考え方のもとで個人、組織が力を発揮するための方法が書かれています。

1人でできることは大したことはない

前職で失敗をしたことで気付けたのですが、失敗するまでは「任せる」ことができない人間でした。いつも忙しくしていて、イライラがメンバーに伝わり、メンバーは萎縮して生産性が上がらない、カバーするために更に忙しくなる、という負のサイクルに捕らわれていました。

失敗を経て「任せる」ことの効用を理解し、少しずつ実践してきていますが、まだまだ本書に書かれているレベルでの「任せる」は実践できていません。それは、「任せる」は「自分でやる」よりも忍耐強さ、重圧への耐性、他者への関心などが求められるハードルの高い取り組みであるためです。

先日、講演を聞いたクラウドワークスの吉田社長も昔に事務から嫌われて苦労をしたエピソードをお話ししていました。個人ではなくチームでビジネスを回す時代であることを理解し、適応していくことが重要です。

金言の数々から5つ厳選して紹介

前述の通り、部下がいなくても、部下をこれから持つ人も、すでに部下がいる人も一読をオススメしたい1冊です。

1つ1つ言葉がシンプルで核心を突いていますので、私の感想の代わりに5つだけ紹介します。

・何事かを成し遂げようと思っても、一人では何もできない。

・「自分の頭で考える」ことが競争力の原点

・「任せる」とは、「権限の範囲を明確にしたうえで、的確な指示を与えること」

・部下の創意工夫を引き出すためにも、「目的と背景」をきちんと伝えるべき

・まずは、60点未満の不合格をなくす。そして、全員が60点を取れるようになったら、今度は「全員で65点を目指す」のが正しい成長のあり方です。

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