グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する

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グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する


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佐々木 俊尚

文藝春秋 2006-04
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★★★★★★★☆☆☆


よし!!今日も更新です(笑)今日は、初めて一人で営業に行ってきました。ドキドキもしましたが、ワクワクの方が強かったかも。少しは成長した感じです♪営業先でもすごくいい人で、本当に心から役に立ちたい、お手伝いしたい!って思いました。これから頑張れそうです。

今日も、またまた新書の紹介です。今月は新書フェアになっていますね(苦笑)そして、グーグルやロングテールがアツいですね。そんなわけでご紹介。

前半、というか6章のうち5章までは正直な感想を言うと、「ウェブ進化論」とかぶっているところが非常に多くて、「ウェブ進化論」を読んでしまっている人にとっては退屈かもしれない内容でした。しかし、具体的な事例を挙げたり、「アテンション」「サーチエコノミー」といった言葉は興味深かったので、読む価値は十分あると思います。

この本で何よりも興味深かったのは6章になります。ただただ単純にグーグルを賛美するだけの本かと思いきや、6章ではグーグルの「影」の部分について触れていて刺激的でした。刺激的というのは適切な表現ではないかもしれません。むしろ、「恐怖を覚えた」と表現する方が近いかもしれないです。

圧倒的な技術力と発想力でインターネットの主役にのぼりつめたグーグル。巨大化し、絶対的な力を持ってしまったグーグルは巨大すぎる力に自らコントロールをすることが難しくなってきているのかもしれません。もしくはこれは「暴走」「迷走」ではなく、狙い通りの結果なのかもしれませんが。もし100%狙い通りだとすれば、本当に危機感を持ちながら見守っていく必要があると感じました。

公共の利益のために様々な事業を生み出し、既存の物を次々と「破壊」していく。それは爽快であり、センセーショナルに映るかもしれませんが、全ての情報が集積されるということは、何よりも強大な影響力を持ち、支配していくことができると言い換えることができるわけです。

グーグル八分、グーグルマップの矛盾、中国への閲覧許可など今まではサラッと聞き流していたものも、本書を読むことで何がおかしいのか、危険なのか気付かされた感じです。

グーグルがすべてのデータベースを支配し、人々の情報やコンテンツのやりとりをつかさどるようになってしまうと、グーグルは巨大な社会的基盤(インフラ)と化す。

突出した技術を持つ大学院生が作ったグーグルという企業は、技術志向であることによってある種の「無邪気さ」を前面に押し出すことができた。しかしその無邪気さは、裏を返せばしたたかな権力構造の中で利用されやすいという欠点も持つ。

と、本書で書かれているのですが、個人的にはその通りだと思います。絶対的な、強大な力が生まれた時、必ず悪用しようとする人が出てきます。グーグル自身にその自覚があるのか、エゴを振りかざしやりたいようにやってしまうのか、これからもグーグルは目が離せないです(笑)

そして、作者が最後に書いているように、これはたまたまグーグルが行ったというだけであり、インターネットの技術が進歩していけば、遅かれ早かれこういったことになると予測できるもので、グーグルがどうとかという以前に、これからのテクノロジーの発展がどのような社会を生み出していくのか、広い視野で見ていき予見することが大切なのだと感じました。

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Comment

  1. カレン より:

    1 ■TBありがとうございました☆
    たしかに6章のところはGoogleをはじめ、インターネットとの付き合い方や認識を考えさせる部分ですよね。
    http://blog.goo.ne.jp/oyasumi0104-goo/

  2. きっちん より:

    2 ■カレンさん
    6章が僕にとってはこの本の価値でした。
    インターネットの便利さにばかり目がいっていたので、
    闇とか影の部分にも目を向けることが大切なんですね。

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